エーラス・ダンロス症候群とは

遺伝

エーラス・ダンロス症候群は、皮膚に関しての病気の一つで皮膚を構成する上で必要となるコラーゲンの生成と代謝がうまくいかないことによって、症状が現れる病気です。実際には、親から子に対する遺伝が関係しており、遺伝性の病気であると言われます。

その症状には、皮膚が異常に伸び縮みが起こったり、脆くなったり、あざが出来やすくなったり等の特有の症状になります。人間の皮膚は真皮に覆われていますが、その真皮の構成単位としては膠原線維で出来ており、それはコラーゲンの塊でもあります。

本来は、人間は皮膚の代謝を行う上では、食物で摂取されたたんぱく質・脂質等を消化してコラーゲンを作り出して皮膚の健康を維持しているのですが、それがうまく機能しないでコラーゲン自体を作り出すことが出来ないのです。

また皮膚のみならず関節の靭帯が切れやすくなったり、関節の脱臼が起こりやすくなったり、ヘルニア、背骨の異常、血管破裂、子宮破裂等まで引き起こす可能性がある病気でもあります。症状の病型にも幾つか種類があるほどで、それによって重度も違っていたりします。

なお原因は遺伝ですが治療方法は確立しておらず、症状で見られる痛みの緩和や異常の進展を遅らせるという措置のみです。

コラーゲンを摂取する事による効果について

エーラス・ダンロス症候群の対策として、コラーゲンを摂取すると効果があるのかという質問が寄せられることがあります。しかし、効果の有無はまだ確認されていません。確認されていないものの、コラーゲンの摂取によって回復を期待している患者は多くなっています。

エーラス・ダンロス症候群の原因がコラーゲン遺伝子の変化によるものが大きいことから、単純にコラーゲンドリンクを摂取すれば改善できるのではないかと思われる人が多くなっているようです。

しかし、例えば、子どもにコラーゲンを摂取させるには治験データがないことから、子どもに摂取させるというのは必要性がないと言えます。

とはいえ、コラーゲンによる健康効果が注目を集める昨今、根本を解決する治療のない難病に対する効果への期待は高まるばかりです。エーラス・ダンロス症候群に苦しむ患者やその家族たちへの希望に結びつくことを願わずにはいられません。

新着情報
2014年5月16日
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2014年5月15日
皮膚弛緩型
2014年5月14日
多発性関節弛緩型

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